話の経緯

先日、黄金分割割する点を求める例から、それがヴェシカ・パイシスに通じるということを書きました。

 

ヴェシカ・パイシス - poohpoohsanの日記 (hatenablog.com)

 

この黄金分割割する点を求める例というのは、以下の記事

 

√5の視線 - poohpoohsanの日記 (hatenablog.com)

 

に書いたものです。ここで私は、「お題は、「定規とコンパスを使って、円の直径を正確に黄金分割する点を求めよ」です。」と書きました。

 

ところが、私の中での本当のお題は「ヴェシカ・パイシスの図の中に、黄金分割点を求めよ」ということでした。

 

そして、その結論を整理してみると、お題も「円の直径を黄金分割する」というシンプルな形にまとめられた、というのが実際にところでした。

 

今日はその経緯を整理してみることにします。

 

 

ヴェシカ・パイシスについて、ドランヴァロさんの「フラワー・オブ・ライフ」第1巻の77ページには、以下の記述があります。

 

「ヴェシカ・パイシスには、2つの長さが存在します-1つは中央の幅の細いとがった部分どうしを結ぶ線、もう1つは中央を通って片方の頂点から反対側の頂点へと至る線です。(中略)生命の木に存在するすべての線は、フラワー・オブ・ライフのヴェシカ・パイシスの縦か横の長さのどちらかと等しいのです。そしてそれらのすべてが黄金比になっています。」

 

そして下図がのっています(本では図2-25です)

 

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この記述を読むと、下図のABとCDの長さの比が黄金比になっているように思いますが、

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実際には

 

AB/CD=√3

 

黄金比=(1+√5)/2

 

にはなりません。

 

数値で書くと、AB/CD=√3=1.732・・・

一方、黄金比=(1+√5)/2=1.618・・・

 

で、近いと言えば、近い。誤差約7%。

 

うーん。でも幾何学としては、やはりぴったり合ってほしいけどな・・・

 

 

そんな思いで、この図に黄金比がないものか、と考え始め、

 

①√5はどこにあるかな?

√5はどこから?  - poohpoohsanの日記 (hatenablog.com)

 

②この√5をいじるとどうなるかな?

(この部分は10月の全体ミーティングの最中に探究していました。)

√5の視線 - poohpoohsanの日記 (hatenablog.com)

 

③「ヴェシカ・パイシスの図の中に、黄金分割点を求める」というお題だったけど、結論を整理すると、「円の直径を黄金分割する」というシンプルな形にまとまる

ヴェシカ・パイシス - poohpoohsanの日記 (hatenablog.com)

 

というのが実際の経過だったのです。

 

ということで、何回かにわたった黄金比の話しはいったん終了(かな?)

 

 

(今日の私)

・午前中は、炭焼き用月桃の切り出し。例年は12月になってから動き始めるのですが、大分涼しくなってきて、天候も比較的安定しているので、しこみ始めました。

・午後はマダムトッシーの送り迎え(心療内科)で名護に

 

 

それでは。