ヴェシカ・パイシス
さて先日、円の直径CDを黄金分割する点を求めるために、CDの延長上にCD=半径、となる点Aをとり、AB(=√5)を半径とする円を描くことで、半径CDが黄金分割されることを書きました。
√5の視線 - poohpoohsanの日記 (hatenablog.com)
すなわち、自分の直径を黄金分割するために、自分を外部から眺める視点として、円の外側に点Aが必要だったわけです。
今回は、このことに比喩的な物語を付けてみましょう。
さて、いま円の中心に意識体があり、その意識の及ぶ範囲はどの方向でも同じ長さ(=1)と考えます。つまり上の図で、元々の半径1の円(中心はO)がその意識の範囲と考えます。
これは以前の記事と同じ考え方ですね。
√5はどこから? - poohpoohsanの日記 (hatenablog.com)
さて、この意識体は自分の中に黄金比を見いだすために、点Aを探しますが、自分の中には見つかりません。
そこで、円の中心Oにある意識体は、点Aを認識するために、点Cまで移動することを決意します。
点Cまで移動し、今後は移動した点Cを中心にして、半径1の範囲で意識を巡らせると、その端に点Aが見つかります。
そして点Aから、元自分がいた点Bを見ることで、√5の視線が現れ、自分を黄金分割できることになります(図1)。
ところで、この距離1だけ移動した図5を見てください。これはヴェシカ・パイシスと呼ばれる神聖幾何学の最も基礎的な図形の図になっていますね(正確にはヴェシカ・パイシスは二つの円(実際は球)の交わっている箇所を指す)。
つまりヴェシカ・パイシスとは、円の中心にある意識体が自分の中に黄金比を見いだすために、その意識範囲を拡げる過程で得られる図形、ということになりますね。
円(実際には球)の中心に意識体があり、それが移動することで創造が行われる、ということは「フワラー・オブ・ライフ」にあることですが、黄金比という見方から解釈してみると、ヴェシカ・パイシスの発生過程について、このような解釈もできるのではないでしょうか。
ということで、続きはまたいずれ。
(昨日今日の私)
・昨日午前中は遺伝子易経勉強会。
・午後は名護に。入院していたFITの作業が終わったということで、受け取りに。2週間ぶりにFITが戻ってきました。
・夜はマダムトッシーと「まともじゃないのは君も一緒」観照。私は何度目だろう、というほど見ています。
・それで今日はいろいろ調べ物したり、晴望亭で過ごしています。
以上