堤真一さん
NHKのファミリーヒストリーを見ました。俳優の堤真一さんがゲストです。
極端に無口で勤勉なお父さんとのあいだに溝ができていたそうですが、高校中退を決意した時の、お父さんとの会話。
「あんたみたいなサラリーマンみたいになりたくねえんだ」
「サラリーマンの苦しみが分からない人間は何をやっても一緒や」
この会話の数年後、真一さんのデビュー前にお父さんは肺がんで亡くなったそうです。
司会の今田耕司さんのコメント、「わかりますよね。子どもの時に、お父さんと逆のことをね」
真一さん、「しがないサラリーマンみたいなイメージでこっちは見てるし。・・・よくそんな生意気なこと言ったな。」
私の場合はその逆でした。高校のころ、多分大学受験のころ、将来はサラリーマンになりたい、と思っていたことを覚えています。サラリーマンだった父を見ていて、それ以外の道を考えられず、分からない道を行くのは怖いし、サラリーマンでいいや、と思ったんだと思います。
しかし自分の殻を破り、一歩外に踏み出すことが自分の調和にために必要なことだと、今では理解しています。(黄金比で遊んでいても、それを感じ取ったのですが、そのことはまた別の機会に紹介します。)
番組最後の真一さんのコメント、「無口だから、何かずっと、愛されてないって思っていたので。俺のこと嫌いなんだろうなって。ほんとばかですよね」(涙)
へたなドラマより見応えありました。NHKオンデマンドで11/11まで視聴できます。
さて、今日は田んぼの草刈りをしました。天気もよく気持ち良く作業ができました。
それでは。