忘れ物

子どもの頃、私も何かを置き忘れることがありました。

 

具体的に覚えているのは、地元の商店街で、買ってもらったばかりの筆箱を、「はい」と渡されて手に持って歩いていたところ、買い物の途中でどこかに置き忘れ、気づいたときには何も待ってたこと。

 

あと同じようにデパートで買ってもらった本を、これも買い物の途中でどこかに置き忘れたこと。いずれもそのまま出てこず、それっきりになりました。

 

そういうことがあると、私は深く傷つき、自分はだめな人間なんだと激しく責めていたように思います。このようなことが続くと、とても生きてはいけないので、もうこのようなことを起こすまいという意識が蓄積され、だんだんと忘れ物を克服したように思います。

 

ですから、何か事前に準備するときは、時間的にぎりぎりにならないように、充分余裕を持って準備しますし、何か忘れていないか何度も確認します。これはみな自尊心を傷つけないようにするために、防衛的に身につけたものだというのが自分なりの分析です

今日はこんなことを思った一日でした。